そうだお遍路しよう!
2022年5月初旬。突如思い立ち、女ひとりでお遍路に挑戦。第一番霊山寺を皮切りに徳島県内を巡拝した、その珍道中の記録です。
▼2022年5月巡拝行程▼
- 1日目|1霊山寺〜8熊谷寺(←本記事はここ)
- 2日目|18恩山寺・19立江寺・23薬王寺
- 3日目|20鶴林寺〜22平等寺
- 4日目|17井戸寺〜13大日寺、11藤井寺、9法輪寺
※10切幡寺と12焼山寺は次回に持ち越し
本記事では、第二番極楽寺〜第三番金泉寺への道のり紹介します。
元来た道を戻って第二番極楽寺へ
一番札所霊山寺での参拝を終え、次の二番札所極楽寺へ。
極楽寺へ行くには、県道12号線を元来た方向へ戻ります。行って戻るのはちょっと悔しいけど仕方ない。特に面白いものがない道を黙々と歩きます。車の通行量が案外多いので注意。
すぐ前を大所帯の学生さんたちが同じ方向へ歩いていました。ゼミかサークルの研修でしょうか。一本道なので迷うことはないですが、歩き遍路さんがいるとやはり安心。
徒歩15分ほどで、第二番札所・日照山極楽寺(にっしょうざんごくらくじ)に到着。
納経所は若干の順番待ちができていました。ここまでの道中は学生グループ以外見かけなかったのに、札所に着くとお遍路さんで賑わっている。ということは車で巡拝する方が大半なんでしょうかね。
へんろ道を歩いて三番金泉寺へ
昼が近づくにつれてジワジワ気温上昇。長袖&白衣で汗だくです。“おいづる”にしときゃ良かったぜよ。
県道12号線をそのまま西へ歩いて三番札所金泉寺を目指そうかと思っていたのですが、駐車場脇に遍路道を示す石標があるのを発見。
ちょっと冒険したくなったので、案内に沿って歩いてみることにしました。たまたま目の前をベテランっぽいお遍路さんが歩いていたので後をついていくことに。
金泉寺手前にはJA直売所があります。お惣菜なども売っているようなのでちょっと覗いてみようかと思いましたが、昼食場所は事前に決めてあるので我慢して先を急ぎます。
これぞ名物?!各所で出会える「おへんろナビ」
ベテランお遍路さんをピッタリマークして国道から外れた裏道を歩いていると、とあるものを発見。
それは、次の札所への方向を示す案内板「おへんろナビ」!!(勝手に命名)
ガードレールや電柱に貼られていたり、木からぶら下がっていたり、文字が消えかけて最早ナビの役目を果たしてなかったりと、様々な形状であらゆる場所に設置されているよう。
おぉなんかRPGのアイテム探しみたいな気分!!笑
お遍路さんとして歩いてみないと気づかないであろう小さな道しるべ。Googleマップに頼るのも良いけど、こうやって道しるべを探しながら歩くのもなかなか楽しいですね。
整備してくださった先人たちに合掌。
三番札所金泉寺へ到着
ベテランお遍路さんのおかげで、迷うことなく辿り着けました。このすぐ先は雑草が生い茂っており、草をかき分けながら進むというプチダンジョンがあったけど。笑
三番札所・亀光山金泉寺(きこうざんこんせんじ)に到着です。二番極楽寺から徒歩40分ほど。
観音堂脇にある黄金地蔵尊。井戸を覗き込み、水面に自分の顔が映れば長生きできるのだとか。
一番・二番札所で見かけたお遍路さんと三たび遭遇。せっかくなので撮ってもらいました。(画角がイマイチなのは仕方ない)
金泉寺を出ると、先ほどまでいた学生連中が大型バスに乗り込む姿を発見。どうやら彼らはここでお遍路終了か、はたまたここからバス遍路に切り替えなのか。
いったんまとめ
一番〜三番札所までの道のりは、参拝時間も含めておよそ2時間。平坦な舗装道路を歩くので、歩き遍路のウォーミングアップとしてはちょうど良い距離かな。
四番札所大日寺へは、さらに西へ向かい山道を登るよう。いよいよお遍路っぽくなる気配です、、、
が!!
私はとある計画を決行するため、ここからイレギュラーな方向へ向かいます。その計画とはいかに?!
この続きは次の記事にて。
以上、李茶でした。ようおまいりです(_ _)
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