【お遍路ルポ#06】いきなり阿波最終の地へ|23番薬王寺〜19番立江寺

お遍路道中記

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李茶
李茶

そうだ、お遍路しよう!

2022年5月初旬。突如思い立ち、女ひとりお遍路に挑戦。第一番霊山寺を皮切りに徳島県内を巡拝した、その珍道中の記録です。

二日目の午後は、阿波国の最終札所である薬王寺を参拝しました。いきなり!

12:21 阿南駅発

13:00 日和佐駅着、薬王寺参拝

14:40 日和佐駅発

15:45 立江駅着、立江寺参拝

列車を乗り間違え徳島まで戻ってしまったため平等寺を諦めましたが、薬王寺を死守して本日の終着地・立江に無事到着。フリー切符があってよかった!

海沿いの町・日和佐へ

阿波海南行きの列車が定刻通り到着。今度はしっかり行き先を確認して乗車!(ここで間違えたらもう挽回できない)

もちろん1両編成

そういや、四国民はJRのことを「汽車」って呼びます。正しくは、デーゼルエンジンで動く「気動車」ですが。四国で「電車」と言えば、市内を走る「路面電車」を指すことが多いです。

40分ほど列車に揺られ、海沿いの町・日和佐に到着。

線路を横断して駅出口へ

薬王寺のシンボルである瑜祇塔が遠くからでも目立つので、それを目指して歩きます。

二十三番札所・薬王寺へ

第二十三番 医王山薬王寺(いおうざんやくおうじ)

薬王寺は「厄除けの寺」として厚く信仰されており、「厄年のお祓いといえば薬王寺!」が四国民の常識となっているとかなっていないとか。(おそらくなっている)

薬王寺名物・厄坂。女厄坂・男厄坂・還暦厄坂の三つの石段があります。

なかなかの急勾配

一段ずつ賽銭を置きながら石段を上ることで厄を落とすという風習があるそう。

あ、そういや私前厄だったな(小厄だけど)と今さら思い出し、賽銭は置かないけど一段ずつ念を込めながら上りました。

本当にお賽銭置いてる!

厄を落としてやっとこさ本堂へ到着。

薬王寺本堂

瑜祇堂へも足を運びます。そばまで来るとその大きさに圧倒。ついつい上を見上げたくなりますが、塔の足元にも注目!

縁の下のウミガメさん

ここからは日和佐の町を一望できます。

日和佐城もばっちり

>>四国第23番霊場薬王寺公式サイト

薬王寺の参拝を終え、すぐそばの道の駅へ。

やっと、やっと、この日初めてのご当地グルメ(?)にありつけた!!

さくら&すだちミックスソフト

今日はJR乗りっぱなしでそれほど頑張ってないけど美味い!さくらの味もすだちの味もしないけど美味い!

せっかくここまで来たので、商店街・ウミガメ博物館・日和佐城など町の散策をじっくりしたかったのですが、この日最後の目的地へと向かうため、足早に日和佐の町を後にしました。

十九番札所・立江寺へ

日和佐駅から徳島方面へ向かう列車に乗り北上。途中の立江駅で下車します。駅から徒歩5分ほどの場所に立江寺があります。

第十九番 橋池山立江寺 (きょうちざんたつえじ)

開山した行基は、一寸八分(約5.5㎝)の延命地蔵尊を彫って本尊とした、、、ん?前にもこんなことがあったような。

そうそう、五番・地蔵寺のご本尊。お大師さんが5.5㎝の勝軍地蔵菩薩を彫って本尊にしたんやっけな。ミニチュアが流行ったのか、超絶技巧を自慢し合ったのか?

立江寺仁王門

あいにく見頃を過ぎていましたが、境内一帯には色とりどりの牡丹が咲いていました。

立江寺本堂

これが噂の黒髪堂か。いやでもお京さん、やっぱ自業自得ですわ。

>>肉付き鐘の緒の由来|立江寺公式サイト

黒髪堂

境内の自販機で気になるものを発見。

お祭り専用?!

徳島県民は温和なイメージがあったけど、阿波踊りにかける意気込みがここまでとは、、、お見それしやした!

>>第十九番札所立江寺公式サイト

立江寺を最後にした理由

さて、今日の巡拝は無事終了!日が暮れてきたので今日の宿へ行きますか〜!

はい!こちらが本日のお宿!そう、立江寺宿坊です。

お遍路するなら一度は宿坊に泊まらなソンソン♪

宿坊の様子は、また別の記事でご紹介しようと思います。

いったんまとめ

というわけで、お遍路二日目無事終了!

▼JR乗降駅と巡拝札した札所▼

徳島駅→南小松島駅
ー恩山寺・金長神社
南小松島駅→徳島駅(乗り間違い)→阿南駅→日和佐駅
ー薬王寺
日和佐駅→立江駅
ー立江寺

(所要約9時間、四国再発見早トクきっぷ2100円)

四国再発見早トクきっぷで元は取れたのか?

通常運賃の合計金額を計算しなかったので正確な差額はわかりませんが、現在の運賃で比較してみたところ微妙に元取れてない、、、(乗り間違い分を足せば十分元は取れてるけど)


三日目はいよいよ山越えに挑戦。その様子はまた次の記事にて。


以上、李茶でした。ようおまいりです(_ _)

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