【うらまいり】とは?|人気の神社でもゆったりお詣りする方法

神社のギモン

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いなば
いなば

ようおまいり!今回は、筆者おすすめの「裏詣り」について紹介するよ!

神社を訪れたら、まずはご挨拶。本殿前で手を合わせておまいりしますよね。

ですが、有名な観光神社ではズラーっと行列ができていることも。そんな時、みなさんどうします?

「大人しく列に加わって順番を待つのが礼儀でしょ」

そんなあなたは、日本人の鏡です、尊敬します。笑


行列嫌いな私は並びません。話題のラーメン店も並んでない時間帯を狙います。笑

並んでいる人たちの脇からこっそり賽銭を投げ入れて、さくっと二礼二拍手一礼。それから、もう一つの場所でおまいりします。


それは、本殿の裏側です。

裏詣りとは?

本殿の裏側に回り、その場所から神様に手を合わせておまいりする。それを一般的に「裏詣り(あるいは裏参り)」と呼びます。(個人的嗜好により、以下「裏詣り」と表現します)

いつそのような参拝方法が出来たかは不明ですが、おそらく人伝いに自然と広がったものかと。

正直、私が「裏詣り」という呼び名を知ったのはごく最近なのですが、本殿裏からおまいりする参拝方法自体は、だいぶ以前から好んで行っていました。

なぜそんなことをするのかって?

なぜ裏詣りをするのか?

神社の社殿というのは、下図のような造りになっていることが多いです。もちろん例外もありますが、、、。

私たちがいつもおまいりするのは、図の青星の位置です。正面の拝殿前からおまいりするのが基本ですし、そうしなければいけないと思い込んでいる方が大半だと思います。で、本殿裏というのは図の赤星の位置です。分かりますよね?


本殿裏は、神様に最も近づける場所なのです。


御神体をお祀りしている本殿に一番近い場所、つまり神様に一番近い場所。

なのに、多くの人が足を運ばない場所なのです。


正面の拝殿前はおまいりするために長蛇の列が出来ているのに、本殿裏はひっそりしている。そんな神社をたくさん見てきました。ですから、こころ静かにゆったりと手を合わせるのに本殿裏は打ってつけの場所なんです。

本殿裏へ回れない神社もある

拝殿前でのおまいりに満足せずに、ぜひ本殿裏へグルーッと回ってみてください。本殿裏にきちんと賽銭箱を設置している所もあります。

高良大社(福岡)の本殿裏
文子天満宮(京都)の本殿裏

ただ、本殿裏が禁足地になっている神社もあります。その場合は、潔く諦めましょう。絶対無断進入しないように!

ルールの範囲内で、自分なりの参拝方法を模索し、楽しむことが大切です。

本殿裏って神様の背中側では?

いなば
いなば

でもさ。本殿裏ってことは、神様の背中に向かっておまいりするってことでしょ?それってどうなの?!

もしかしたら、こう考える人もいるかもしれません。

まぁこれは気持ちの問題ですが、私個人としては

神様は正面向いて一日中じっとしているわけではないだろうから問題なし!!

と考えています。

大切なのは、感謝の気持ちと謙虚な心

神社を参拝するのに、絶対的なルールはありません。

  • 参道の真ん中を避けて歩きましょう
  • 二礼二拍手一礼でお詣りしましょう

など一応の作法は存在しますが、それを破ったとて逮捕されるわけではないですよね。

ただ、謎多き世界であるがゆえに、周りに合わせないといけないと考えてしまうのかなと思います。


神社をおまいりする際に最も大切なのは、感謝の気持ちと謙虚な心


私はそう思っています。自分なりの方法で参拝しても、ちゃんと神様に願いは届くはずです。(ただしルールは守りましょう)

次に神社へ行かれた際は、そのことを思いながら本殿裏での裏詣りを試してみてはどうでしょうか。



以上、李茶でした。ようおまいりです(_ _)

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