【ひとり福井】ソースカツ丼と気比神宮。滞在2時間ふらり途中下車の旅

ひとりの週末

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とある週末。

目的地の定まらないまま電車に乗った。どこでも降りられるよう、一番時間のかかる普通列車。どこかで一泊しても良いし、気分が乗らなければ引き返せばいい。

途中の近江塩津駅では、乗り継ぎ電車が来るまで30分以上待った。

気持ちいい風が吹いている。

このまま電車に乗り続ければ、やがて福井に着く。でも、京都から乗車して約3時間。そろそろおしりが痛くなってきた。笑

敦賀(つるが)」という文字が見える。

ふと何の気なく途中下車してみた。

敦賀市民もソースカツ丼がお好き?!

敦賀駅から徒歩5分のショッピングセンター「アル・プラザ」に入ってみる。何でもいいからサクッとランチをしようと思いフードコートへ。気軽に腹ごなしができる、ひとり旅人には有難い存在です。フードコート大好き。

そうか、福井といえばソースカツ丼だ。

ほぼ地元民しか利用しないであろう場所なのに、3軒中2軒がソースカツ丼推し。どうやら敦賀市民にとっても誇るべきソウルフードのようです。

2軒のうち、「うまか亭」という店を選択した私。

ソースカツ丼に加えて、もう一つの福井名物・おろしそばも楽しめる、その名も“福井セット”!魅惑の糖質コンボだが、週末限定の贅沢ということで。汗

うまか亭の「福井セット」

「所詮フードコート」と思ったら、案外美味い…。

ちょっと甘めのソースが程よくカツに染みている。でも、カツのサクサク感はしっかり残っていて衣好きの私としてはとても嬉しい。ソースの染みたご飯もまた美味。カツがペタンコな点は目を瞑りましょう。笑

昔、信州で食べたソースカツ丼は、カツを丸ごとソースにくぐらせているのか衣がしっとりしていた記憶がある。しっとりしたカツが許せなくて、それ以来ソースカツ丼への苦手意識があった(というかソースカツ丼を食べる機会が無かっただけ)が、福井のソースカツ丼はどうやら私好みのよう。

おろしそばは、きしめん風の平打麺が特徴的。どうせフードコートと舐めていたが、しっかりツルツルコシのある麺が美味い。大根おろしと鰹節とつゆをしっかり混ぜて麺に絡ませ、一気にすする。口の中が程よくさっぱり。ソースカツ丼との相性◎です。

フードコートからみた景色

▼ アル・プラザ敦賀店 ▼

福井県敦賀市白銀町11−5
0770-23-7771

食後に発見!駅近にあるソースカツ丼の老舗「ヨーロッパ軒」

フードコートで福井名物を堪能した後に知った、ソースカツ丼専門店「ヨーロッパ軒」。さすがにカツ丼のハシゴは出来ぬ、、、と諦めたのですが、一応店の風貌だけ確認。

なかなか貫禄のある店構え、、、私好みです。笑

正しくは、ヨーロッパ軒総本店(福井市)の暖簾分けである「敦賀ヨーロッパ軒」。現在、敦賀市内に5店舗あります。ホームページの写真を見ると、アル・プラザのソースカツ丼とはだいぶビジュアルが違うよう。本物を食べるために再訪せねば、、、。

▼ 敦賀ヨーロッパ軒 駅前店 ▼

福井県敦賀市清水町2丁目19-1
0770-22-4640
ヨーロッパ軒総本店公式ホームページ

敦賀市内をふらり

食後の腹ごなしに周辺を散策。道が広くて綺麗なのだが、人も車も少ない。シャッターの閉まっている店も多い。コロナの影響なのか、これが日常なのか、、、。

メ、メーテル?!!

JR敦賀駅から氣比神宮までを「シンボルロード」と名付けており、『銀河鉄道999』『宇宙戦艦ヤマト』両作品をモチーフにしたブロンズ像が並んでいる。なぜか?松本零士先生の出身地、というわけではないらしい。

敦賀観光案内サイトには以下のように記載されている。

なぜ、敦賀の街に松本零士氏の両作品をモチーフとしたブロンズ像が並んでいるのでしょうか。そのヒントは「銀河鉄道999=鉄道・科学・未来」「宇宙戦艦ヤマト=港・科学・未来」です。

敦賀は日本海側で最初に鉄道が敷かれた街です。かつて、東京とパリを結ぶ「欧亜国際連絡列車」が敦賀港駅を経由して走り、昭和32年には国内では最初の本格的交流電化が完成、さらに昭和37年には、完成当時日本一、世界第5位の北陸トンネルが開通しました。敦賀は日本海側の交通の要所として「日本でも有数の鉄道と港の町」だったのです。このシンボルロードに設置されているブロンズ像は、1999年に敦賀港開港100周年を記念して、市のイメージである「科学都市」「港」「駅」と敦賀市の将来像を重ね合わせて設置されたものです。

http://www.turuga.org/places/mcourse_symbol/mcourse_symbol.html

え、結局どういう繋がりなのかよく分からない、、、汗

越前国一宮・氣比神宮

いつか行こうと思っていた氣比神宮。思いがけず念願叶ってしまった。

氣比神宮といえば、この大鳥居。春日大社・厳島神社と並ぶ「日本三大鳥居」の一つとされている。


大鳥居をくぐって間もない所にある、長命水。あまり威厳の感じられない亀が逆に素敵。

社殿が改修工事中のため、ちょっと残念な写真に。

▼ 氣比神宮 ▼

敦賀市曙町11-68
0770-22-0794
JR敦賀駅より徒歩15分またはバスにて約5分
氣比神宮公式ホームページ

まとめ

敦賀市内をさくっと散策した後、結局京都方面の列車で引き返した。一見すると時間の無駄に見える電車旅だが、たまにはこういう一日があってもいいのかなぁ。

今回は時間の都合上回れなかったが、「赤レンガ倉庫」や「気比の松原」など立ち寄りスポットが色々あるよう。ソースカツ丼もリベンジしたいので、是非また訪れたい。

何でも無い場所だと思っても、いざ途中下車してみると何か一つは素敵な出会いがあるもの。あなたも気まぐれ途中下車の旅、してみませんか?


以上、李茶でした。ようおまいりです(_ _)



※本記事は、2020年9月時点の情報を元に作成しています。

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