
コロナ禍に見た光景
世間が「ステイホーム」を叫んでいたあの頃、近場の神社に参拝してはレアな光景に驚嘆していましたね。
特にマスク姿の巫女さんは超違和感。

巫女が社頭でマスクするなんて御法度よ!!ゴホゴホ…
私の巫女時代は、こういう感覚で奉職していましたから。
神社仏閣という場所は、世間一般から一線を画しており、社会情勢にあまり左右されない業界と言われます。ところが、新型コロナウイルス蔓延においては見事に影響受けまくり。
上記四コマのような対策を取ったり、閉門して参拝を休止する有名神社もありました。
世の中が混乱している時こそ人々の心の拠り所であらねばならないはずなのに、神社が門を閉じるなんておかしくないか?
当初は疑問に感じましたが、そんな建前を言ってられないほど大変な状況に。神社職員も人間ですから、まずは自分たちの命を守ることが第一。
本当にやばい時っていうのは神頼みをする余裕なんてないんですよね。色々考えさせられる出来事だったなと思います。
コロナで神社が変わった
文化と伝統を守り続ける意識が薄らいだ。良く言えば、変革することに前向きな神社が増えたとも言いましょうか。
オンライン授与所やオンライン祈祷というのが話題になりましたが、コロナ終息後も継続している神社仏閣が多々あります。
また、書き置きの御朱印も定番化しましたね。
参拝客増加で対応しきれないという理由で、繁忙期は書き置き御朱印に限定している神社さんが増えたように思います。朱印帳に直接書いていただくことに魅力を感じている私としてはちょっとがっかり。
これからの神社に望むこと
神社は観光スポットであり、信仰の場です。変えるべきこと、変えてはいけないこと。両者の均衡を取りながら、百年後も神社が日本の良き文化であり続けてほしいと切に願います。
以上、元巫女の李茶でした。ようおまいりです。
コメント